キズ絆 備忘録 - Scene1-

   ㅤキズ絆 〜KIZUBAN〜  日時:2021.6.15(水)〜2021.6.20(日) [全10公演]
会場:築地本願寺ブディストホール
脚本/演出:大和 (劇団ノーティーボーイズ)
出演:松尾 龍、海老澤 健次、川本 紗矢、弓木 大和、有栖川 姫子、大田 正裕、井上 新渚、藤澤 友千菜、齊藤 佳央里、保

 

ご覧頂きありがとうございます。
こちらは個人的な備忘録であり、キズ絆関連の一切の権利は劇団ノーティーボーイズ様に帰属致します。「無断転載」は禁止とさせて頂きます。ブログのトラバ/引用、TwitterなどSNSでの拡散は歓迎です。
*1

いきなりざっくりになるところ、至らない点もありますが、温かい目でご覧いただければ幸いです。

 

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舞台は松尾龍くん演じる主人公 金山 仁(かなやま じん25歳)が経営する金山探偵事務所。

ステージ下手(左) : キッチンのある部屋 
  (部屋の角🚪): トイレ
ステージ中央    : 仁の部屋のドア
ステージ上手(右) : 事務所の出入り口

f:id:chipita21:20210701153014j:image画像お借りしています。

♪ 〜 You've Got To… / The Young Punx

真っ暗な事務所に鳴り響く電話の音

「痛た…」と何かを痛がる女の子の声。事務所の電気が点くと、お腹を押さえて腹痛に苦しむ様子の女の子の姿。彼女はお腹を押さえて前屈みになりながらも慣れた様子で一目散にトイレに向かおうとする。が、鳴っている電話を見て見ぬフリ出来なかった彼女は手に持っていた郵便物と思われるハガキを乱雑したデスクの上に置くと「はい、金山探偵事務所です」と電話に出た。

「浮気調査ですね〜。はい、大丈夫ですよ〜。」と優しい声で受け答えながら誰かを探している素振りでドアの方を気にしている。「料金ですか?!」と少し慌てた様子で乱雑したデスクの上にあるはずの料金表を探すが見つからない。

「少々お待ちください!」と受話器を置くと腹痛に堪えながらも隣の部屋に料金表を探しに行こうとする。

「はっ!!!、保留…」と勢いよく電話の方を振り返り彼女は保留を押さずに受話器を置き電話を切ってしまった事に気付く。

どうする事も出来ずにそのままお腹を押さえトイレに駆け込む。


もう一度鳴り響く電話の音


「あれ仁〜??」

電気がついているのに電話が鳴りっぱなしな事を気にした様子で、名前を呼びながら事務所に男性が入ってくる。

彼はこの事務所の調査員 西脇武(愛称たけちゃん25歳)*2


そして電話が切れる前にと急ぎながら「はい、金山探偵事務所です」と電話に出た。

電話の相手は"女性に"電話を切られたと怒っている様子。

女性…?と心当たりを考える武だが、ひとまず謝罪をし要件を聞きはじめる。

「浮気調査ですね〜はい、料金は…ちょ〜っとお待ちくださいね」と保留にせず乱雑したデスクの上に電話を置き奥の部屋に料金表を探しに入った。


そこに「おはよ〜」と今度は女性が事務所に入ってくる。

彼女もまたこの事務所の調査員 高野智子(愛称ともちゃん25歳) *3

「あれ?誰も来てないんだ?じゃあなんで電気?…ま〜た仁が消し忘れぇ〜?」

ソファに仁の脱いだ服が放置されてることに気付き

「はぁ〜もぉこれもかよぉ?ほんっとだらしないなぁ!」と、愚痴をこぼしながらも服をハンガーポールに掛けるとデスクに置きっぱなしの受話器に気がつく。

「これもぉ?!ほんっとだらしないんだからぁ!」と力強く受話器を在るべき場所に戻す。

 

再び鳴り響く電話の音


彼女は電話の方を振り返り、小さく咳払いをするとよそ行きの声で電話を取る。相手はまた電話を切られた事に怒っている。「そうだったんですね〜申し訳ございません!浮気調査ですね!料金は〜ちょっとお待ち頂けますか?」と彼女も料金表を探す。

「すんごい怒ってんじゃん」と電話の相手に驚きながら、彼女もまた保留にせず電話をデスクに置き武の入って行った部屋に料金表を探しに行く。

奥の部屋で「武来てたんだ!」『料金表探してる!』「私も!」とやり取りが聞こえる。

 

自分の部屋から欠伸をしながら事務所に入ってくる仁

「あれ?誰もいないの?(点いたままの電気)あのふたりまた付けっぱなしかよ。ちょっと電気代〜😤」

ここは事務所 兼 仁の自宅

寝起きの仁はTシャツに腕を通しながら階段を降りてきて、智子が掛けてくれた黒シャツを手に取り羽織る。ムーンウォークにアクロバットそれからバレエを披露 (たつるくんの特技盛り沢山)


---客席の拍手

👏🏻!👏🏻👏🏻👏🏻!と拍手を締める仁


「完璧だ!」

壁にかかった鏡で身だしなみを整え

「いつもの行きますか!

そうさ〜センセーション(歌唱)

Jr.SPっていいよな〜」(千秋楽ver.)


---客席の拍手

👏🏻!👏🏻👏🏻👏🏻


仁も智子がデスクに置いたままにしてある受話器に気付く。

受話器に向かって「いい加減にしろよ!!!」と2人への鬱憤をぶつけるように電話を切る。ソファに腰掛け机に置いてあるハッピーターンに手を伸ばそうとすると

再び鳴り響く電話の音


ハッピーターンに伸ばしていた手を引っ込め電話に向かい「はい、金山探偵事務所です」と出た仁は咄嗟に受話器を耳から離す。

「あのぉどちらにお掛けで…?いや〜なんでそんなに怒ってるのかなぁと思いまして…もういい!じゃなくて… クソガキ?!あぁ?クソガキってなんだ!これは童顔て言うんだよ!大体見てもねえのにクソガキって25歳だよ!なんだよ切りやがった!」

受話器に向かって「クソババアー!!!!!」と叫び受話器を乱暴に置く。

そこに料金表を持った武と智子が戻ってくる。

「あ、たけちゃん来てたんだ!ともちゃんも!」

『あれ?電話!?』

「あれはキャーおばさんだな」

『キャーオバサン?』

「なんだともちゃん、キャーおばさん知らないの?

キャーって言いながら向かってくるの」

『仁そのおばさんと話したの?』

「話したよ。電話が鳴ったから出たらいきなりキャーって」

『え?電話鳴ったの?』

「何を言ってんのかなぁ、ともちゃんは?普通電話は鳴るもんでしょ」

『そうじゃなくて!電話!そこ(デスクの上)に置いてなかった?』

「あぁ!あったよ!だからそれをこうしたんでしょ(受話器を戻すジェスチャー)」


2人「「 切っちゃったーーーー」」


「え?何で保留にしないの?」

『だってすぐだから』

「すぐじゃないだろ?だって俺、色々…やったよ?(先程のアクロやバレエのこと)」

武「何してたの?」

仁「昨日Jr.SPのライブ行ったから〜!そうじゃなくてどうして保留分からないかな?ここ押すだけだろ?あれか2人は未開の国から来たデブとデコなの?」

2人「「 違うよ 」」

「違くはねぇだろ!デブとデコだろ!普通押すだろぉ〜?そして置くだろ〜?そしてエリーゼのためにが流れるだろ〜」

タラララララ タラッタ〜と歌いながら舞う仁🩰

 

武「あ〜はいはいはいはい分かりましたよ、次から保留押せばいいんだよね。ともちゃんも分かったよね?」

智子も面倒くさそうに「はぁ〜い」と答える

「え、嘘だろ…開き直ってんの?その反応、開き直ってるよね?だいたい、ここのボスは俺だよ?そのボスに対してその感じはなんだろ〜?」

智「あいつ何言ってんの?」と武にコソコソ言う

仁「それだよー!2人のその、そこかしこに漂う不満の色がそれを如実に物語ってんだよ!いいからお前ら、そこ座れー!」2人をソファに座らせ説教し始める仁

「いいかー?お前らが保留を押さなかったことによって何十万の仕事がパーだ!何座ってんだよ!立て!座れ!立て!座れ!もーっと座れぇ!(千穐楽ver.)立て!」合わせて立つ座るを繰り返す2人

「その上、俺は寝起きで訳も分からず見ず知らずのおばちゃんにいきなり怒鳴られてクソガキ呼ばわりされてガチャ切りだぁ!」

武 「え、おばちゃんそんなこと言ったの?」

智「見てもないのに?」笑い合う2人

そんな2人に気付いていない仁は続け様に「幸い俺が全っっくクソガキっぽくなかったからいいものの、これがクソガキっぽかったら大変なことになるよ〜?でもまぁ、おばちゃんの気持ちは分からんでもないよ〜。自分の旦那が浮気してるんじゃないか〜?相手はどんな女だろう?って不安で不安で仕方なくて意を決して電話して来たと思うんだよ。それなのにいきなりガチャ切りされてみろ〜。そりゃ怒るよ〜。俺みたいなダンディーな男に向かってクソガキって一言言ってガチャ切りしたくもなるよ〜。」「ガチャ切り返しだあ!!!」と言うと2人の方を振り返る。苦笑いの2人

 

智「てかおばちゃんガチャ切りされたの一回じゃないしね!」それ言うなよみたいな顔で焦る武

なんだよそれ?!という仁だったが、

「たしかにあれは、一回ガチャ切りされた人のテンションじゃなかったな(笑)もうキャーーーーーーーーって(笑)ともちゃんはどんな感じだった?」

ギャーーーーーーーーー」立ち上がってオーバーに騒ぐともちゃん

仁「ちげーよ!もうキャーーーーーーーーって!」

立ち上がって走りながら(1/20のISLAND TVの最後の走り方みたいな)

「ってそうじゃなくて!!!」と我に帰る仁

 

武「そういやおばちゃん、変なこと言ってたんだよなぁ🤔俺の前に女の人が電話に出たって」

仁「女の人って…じゃあともちゃん?」

智「いや、私は武の後に来た!」

仁「じゃあ、おばちゃんここにかける前に間違い電話でもしちゃったんじゃないの?」

武「でも確かに金山探偵事務所って言って出たって言ってたよ」

智「じゃあ誰?!なに女の霊とか?」

仁「こんな昼間に霊?霊が部屋の電気つけて、電話に出る?」

武「それは幽霊への固定観念だよ!霊だって元は人間なんだから暗かったら電気くらい付けるだろ。誰だって暗いのは、いやだからね〜」

仁「たけちゃん、やけに幽霊の肩待つじゃ〜ん」

智「もしかして仁、幽霊怖いの?」

仁「い〜やぁ!そうじゃなくてもっと泥棒路線を疑った方が現実的だろ!実際にピッキング被害だってあるんだし」

武「でもこのビル古いとはいえ、こんな繁華街のド真ん中にあるのに家賃安いと思わないか??」

智「たしかに〜」

武「そういえば3階のゲーム喫茶のマスターがこのビル出るって言ってたんだよ」

智「あ!それ私も聞いたことある!」

「いや〜あそこのゲーム喫茶よく出るんだよね〜ロイヤルストレートフラッシュが」と誤魔化す仁に武がマスターから聞いた事を話しだし、智子も一緒になって仁を怖がらせようとする

 

♪〜 心理 / 菅野祐悟
20年くらい前このビルには風俗があったが、火事になり働いてた女の子が巻き込まれて亡くなった事を話す。

武「ほらこのビル消防法もへったくれもないだろ?火事になったら逃げるところもない。その子は良いとこのボンと付き合ってて婚約までしてたらしいんだけど婚約破棄されて、それで女の子が夜お店に忍び込んで自らお店に火を付けて焼身自殺、相手の男も後を追って飛び降りた。その子はトイレに逃げ込んでトイレの水を被ったらしいけど、トイレの中で焼きただれて亡くなってたのが見つかったって。その女の子の霊が昼夜を問わず今でも…そしてその風俗があったっていうのが…ここだー(探偵事務所)そしてそのトイレっていうのが…(事務所のトイレを指差す)どうするぅ〜トイレ開けちゃう〜?(煽る武)』

 

ずっとビビってる仁「や、やめて…」

 

するとトイレの中から『暑〜!』って声が聞こえて女の子が出てくる

「「「「キャーーーーー」」」」

女の子も悲鳴を上げ、3人はびっくりして腰を抜かす

 

生まれたての仔馬のように四つん這いになって逃げようとするが壁にぶつかって外に出られない仁

「でれない でれない にげれない〜」

 

トイレから出てきたのは仁の妹 金山かえで(大学生)*4

 

「…かえで?!いつからいたんだよ!俺ら結構ここにいるよ?」

か「いつからだっていいでしょ」

仁「お兄ちゃんびっくりして生まれたての仔馬みたいになっちゃったじゃんか!てか暑〜ってなんだよ」

か「そりゃ暑いわよあんな窓もないところで絶え間ない腹痛に耐えてたんだから」

仁「てか、長えだろ!」

武「うんこだ!」

か「ちょっと女性に向かってなんてこと言うの!」

仁「じゃあ、電話に出たってのはかえで?」

か「そうだけど 間違えて保留押さずに切っちゃったの」

仁「お前勝手に電話に出るなよ!出るなら保留押せるようになってからにしろよ!てかお前ら赤青黄って信号機かよ!?あ〜お前らあれか?押せない者同士共同戦線でもはってるんだろ?

押せない戦線異常なし(`_´)ゞってか?」

か「お兄ちゃんおじさんみたいで説教くさいのよ!今年の8月で21歳になりますぅ!みたいな顔してるくせに」

「とっつぁん坊やなんじゃない(笑)」「本当は中坊とかなんじゃないですか〜?」子供扱いされて武と智子にまでおちょくられる仁

仁「やめろよ!正真正銘25歳!妹のお前までお兄ちゃんにそんなこと言うなよ!保留なんてボタン押すだけだろ?難しい事なんてないだろ、受話器をとって、そしてここのボタンを押す。フェザータッチでいいんだよ〜」

まだ説教くさい事を言っている仁を武が後ろから持ち上げるとそのままソファまで運ぶ(バレエのリフトのように)

か「大体こんな昼過ぎまで事務所に誰もいないのがいけないんじゃない!」

仁「たけちゃんはなんで来てなかったんだよ?」

武「俺は早く来ようと思ってたんだけど、今日は向かい風が強くて」

か「それはしょうがないわね。」

仁「しょうがなくねぇだろ!だいたい向かい風が影響するような体型じゃねぇだろ」

武「向かい風が当たる面積が広いから!」

仁「ああ、たしかに。」と何故か納得し、ともちゃんにも聞く

智「わたしは寝坊」

仁「潔いなぁ!」

か「お兄ちゃんこそ、ここに住んでるんだから早く来れるでしょ?」

仁「お兄ちゃんはこの事務所のボスとして昨日も夜おそ〜くまでものすご〜く忙しかったんだよ」

か「なにがものすご〜くよ!どうせ遅くまでエッチなDVDでも見てたんでしょ!」

「かえではお兄ちゃんを冒涜するのが得意だぁ」と言いながら隣に座っているかえでを腕で小突く仁

するとかえでは自分が事務所に入ってくる時に手に持ってた郵便物のハガキを仁に見せる

TSUTAYAから延滞金のハガキ来てたわよ!」

「え?なんか借りてたっけ…」

「…世界の果てまでイッてドピュー ?ばっかじゃないの?」タイトルを聞いて思い出した顔の仁

「いや、俺は世界の果てまでイッテQを借りに行って!あったと思って借りて帰って見てみたら 世界の〜果てまで〜 イッて…ドピュー ってwww紛らわしいっていうかトンチが効きすぎたよな〜w」武と顔を見合わせ笑う

智「ていうか今時ネットでいくらでも見れるのにAVレンタルする人なんているんだwそういうところも顔に見合わずおっさんだよね〜。そうすればこんなハガキでバレる事もなかったのに」

武「たしかに」

「お前らクビにすんぞ!」と脅す仁に対して、それだけは!!と焦った反応の武と智子にかえでは「2人ともその方がいいわよ!だってお給料だってちゃんと貰ってないでしょ?」と言い

武智子も「そうなんだよ〜」と悲しそうな顔で同情を求め、仁の周りから離れていく

仁「てか勝手に人の郵便物見るなよ!大体かえでは何しに来たんだよ」

か「待ち合わせ!」

仁「勝手に待ち合わせに使うなよ!ここはお兄ちゃんの事務所だぞ!」

かえで「いいでしょ!どうせ暇なんだから」

武「待ち合わせって男の人?」

か「女の人!」それを聞いてホッとしたような表情の武と おっ!というような表情の仁は「かえで〜その女性っていうのは綺麗な人?はたまたその子に綺麗なお姉さんがいたりとかぁ…かえでのせいで仕事がパァになった訳だしその綺麗な人をお兄ちゃんに紹介して埋め合わせっていうのは…」

か「はぁ何言っての?大体この前私の友達の仕事紹介してあげたじゃない!」

武「あ!あ〜あの盗聴器の!」

仁「あ〜!あのいかにも盗聴器はありませんっていう顔の!○○フェチとか○○専にも分類されないような、そこはかとな〜く嫌な感じ。俺は盗聴器を仕掛けたやつに聞いてやりたいね!

おい貴様ァ!お前は一体全体何マニアなの?って!」

か「ちょっと!私の友達になんて事言うのよ!」

智「さいって〜」

か「いい歳してそんな子供みたいなこと言って」

仁「お兄ちゃんはいつまでも少年の心を持っているだけさ」

か「りえは盗聴器二個も見つかったって言ってたけど?出張料5万!盗聴器一個につき5万全部で15万払ったって!」

武「いやさ、最初はないな~って思ってたんだけど、探したら、あるもんだね〜…何マニアかは…知らないけど」

仁「かえで!これは安心料だよ!だって盗聴器があるって不安な人にありませんでした〜なんて言ってみろ!だったらここにもありました〜!(テーブルの下にあったと見せかけてポケットから出した盗聴器を見せるフリ)ほーらこんなところにも!(とスツールの裏にあったと言うようにポケットから出した盗聴器を見せるフリ)これで盗聴器はありません!って言った方が誰だって安心できるだろ〜」

 

そこに女性と男性が事務所に入って来る

女性「かえでちゃんそんなんに騙されちゃダメよ!仁もまだそんなことやってるのね」

武智子「「里美さん〜」」

里美「たけるくんこんにちは!智子ちゃんも」

武「たけしっす〜😅」「里美さんお久しぶりですね」

仁は適当にデスクの上をいじりなるべく空気を消すように女性に背を向けている。

「仁も久しぶりね!元気だった?」

その声に気まずそうな雰囲気で振り向くと「待ち合わせって…」とかえでに視線を向けつつ言葉を濁す。

か「そう!里美さん!これから一緒に買い物に行くの」と里美のところに嬉しそうに駆け寄る。2人の姉妹のような仲の良さが伺える。

仁「里美も、勝手に待ち合わせ場所に使うなよ」

里「いいでしょ〜別に!私もたまには元彼の顔も見たいし!」

 

彼女は仁の元恋人で婚約者だった 里美(28歳)*5

気まずい顔をしている仁。その様子を見て気を遣って武が「俺お茶淹れますね!」とキッチンに向かう。

里「たけるくんありがとう」

武「たけしっす〜😅」

「私も手伝う!」とかえでが続く。

勘が鈍い智子に「おい、何やってんだよ!お前も手伝えって!」と武が呼ぶ。

智子は仁と里美を順番に見てハッとしてキッチンに向かおうとする。里美と2人にされるのが気まずい仁は智子がキッチンに向かうのを阻止するが交わされる。

「おい何人でお茶淹れるんだよ!買い物行くんじゃなかったのよ!早く行けよ!」とキッチンに向かって叫ぶ仁は気まずそうな顔のまま里美の方を振り返る。

「あのぉ、そちらに立ってるニコニコした男性は〜?」と聞く

里「あっ!ごめんなさい!忘れてたわ!彼は輸入代理店の花岡さん。」

花岡光一(はなおか こういち 45歳)*6

「どうも花岡光一です」と名刺を差し出す

それを受け取り、乱雑したデスクの上の自分の名刺を探し始める仁の後ろ姿に「仁の名刺なんていらないわよ〜!」と声をかけ「ねぇ花岡さん?」と同意を求める里美

花「えぇ!」

まさかの答えに「えぇ?」とびっくりした顔で振り向き花岡の言葉を復唱する仁

「君の事は里美さんから色々聞いてるよ!金山仁さん素敵なお名前だ〜。きっとご両親が金の出る山を〜」

仁「いや!苗字だから!!親父も金山ですし」

里「花岡さんには仕事のことでいつもお世話になってるの!」そうなんだと頷く仁

花岡「やだな〜里美さんお世話だなんて!僕は好きでやってるんですよ!好きっていうのはそう言う好きじゃないですからねー!」と仁に向かって強調する。

花「実は今度、里美さんが青山の骨董通りに雑貨屋をオープンするんですよ!」

里「小さい雑貨屋さんなんだけどね」

花「なーに言ってるんですか!立派なアンティークショップじゃないですか!」

里「花岡さんが協力してくれるからよ」

花「そんなことないですよ。だけど僕に出来る事なら協力は惜しみませんよ〜」

里「ありがとう」

花「僕は里美さんのためなら火の中水の中…」と言っている花岡を遮るようにキッチンからかえでの声が聞こえる。

「里美さんちょっといいー?この腐れキッチンどこになにがあるのか分からないの〜」里「全くしょうがないわね〜。たけるくん達も分からないの〜?」(呆れ顔で仁を見ながら)

 

花岡さんと2人きりになる。

仁「あぁどうぞ良かったらこっち座ってください」とソファを指す

花(突然大声で)「里美さんてステキだなぁ!」

仁(引き気味で)「そうすかね…」

花「婚約してたんだろ?里美さんから君の話は聞いてるよ!なんでも昔付き合っていて学生ながらに同棲までしてたっていうじゃないか。なのに別れたって里美さんみたいな素敵な女性、学生風情には荷が重かったか?っておい!お前5年前っていくつだ?16歳ぐらいじゃないのか?今年の8/4で21歳になるみたいな顔して…」

それを遮るように「日付まで断定しなくていいから!今年25歳だから!」と仁

花「かえでちゃんも可愛らしい妹だな!よく里美さんのところに遊びにきてるよ!ってお前もカワイイな!?!肌もツヤッツヤじゃねぇか!」仁のほっぺを触る

仁「やめろって!!!」

花「お前に俺の秘密を教えてやろう」

「いいよ!大体初対面の相手に重すぎるだろ!」という仁に半ば強制的に胸ポケットから一枚の写真を出すと顔の目の前で見せつけた。

f:id:chipita21:20210701153334j:image画像お借りしています。

 

「なんだよこの写真、てか近えよ!距離感おかしいんじゃねぇのか!」

「お前バカか!ここだよ!ここちゃんと見ろよ!」

「なんでいきなり命令口調なんだよ!」

「いいからここ見ろよ!ここだよここ!」

「え?これってもしかして里美ですか?」

「そうだ!スタバのところから撮った!」

「もっとやりようがあるな〜」

そこにお茶を持った4人が戻ってきて「すっかり打ち解けたみたいね」とソファでやりとりしてる二人を見て里美が声をかける

「もうすっかり意気投合ですよ〜」と花岡

仁が淹れてくれたお茶を手にして一息つこうとすると

「じゃあ、行きましょうか!」という里美に続いで

「じゃあ僕、車回して来ますよ!」と花岡も立ち上がり仁を残し5人は出かけようとする

その流れにびっくりする仁は 「飲んでってぇ!!!!」と呼び止める

その声に振り返る5人

思わず立ち上がる仁「飲んでってぇ!こんなにお茶ばっかどうすんだよ!大体なんで2人も行こうとしてる訳?仕事してぇ!」どさくさに紛れて一緒に買い物に行こうとしていた武と智子を引き止める。

智「仕事なんてないじゃ〜ん」

仁「これからあるかもしんねぇだろ!ほら電話番でもしとけよ」

里「さっさと飲んで行きましょ!」

それぞれ席についてお茶を飲み始める。 

「ここに入りまぁ〜す」とソファに座る仁と里美の間に入ろうとする花岡さん。

「アンタはそっち座れよ」とスツールを指す。

 

そこに1人の女性が事務所を尋ねて来る。

「あの〜金山探偵事務所ってこちらですか?」

仁は武に女性を中に招き入れるよう指示する。

女性は手に持っている新聞の切り抜きを見せ、それを見てここを訪ねて来たと伝える。そこには "後腐れなく別れさせます"という産業広告の文字。


女性はソファに案内され、左から

ともちゃん、かえで、女性、里美 と座る。

座るところがなくなった仁はかえで達に

お前らそっち座れよと促すが

「いいでしょ別に」とあしらわれる。


「あの〜私大丈夫です」

ソファに座っている女性もそう言い仁を見上げる

「そうですかぁ〜?」仁は少し嬉しそうにそう答えるとギュウギュウのソファに腰掛ける。


ともちゃん、かえで、仁、女性、里美‥‥しばしの沈黙を破る仁「お前らやっぱりあっち行けよ!!」

かえで「大丈夫よ!」仁「何が大丈夫なんだよ!ほら見てこれキッツキツ!」女性「私も大丈夫ですよ」かえで「ほ〜ら彼女もそう言ってるし」

「そ、そうですかぁ〜」女性と肩がピッタリくっついていることにやっぱり少し嬉しそうに、そう答えた仁は武からノールックで自分の名刺を受け取り自己紹介をして、その女性に渡す。それに続いて調査員の武と智子も自己紹介をする。

「調査員の西脇 武です」「同じく調査員の高野智子でーす!」

「妹のかえでです!」「私は仁の別れた元婚約者の里美です」「花岡光一です!」仁「アンタはいいだろ!!

武からバインダーも受け取り女性の話を聞き始める仁

仁「お名前を聞いていいですか?」
女性「国舞なつみ(こくぶなつみ)*7です。27歳でOLをしています。」

 

仁「こくぶっていうのは国分寺のこくぶ?」

な「いえ、国が舞うって方で」

花「それはご両親が国が舞い上がるようにって…」

仁「名字だから!だまってて」
「で、これ見て来たってことはやっぱり?」

な「はい」

仁「そうですよね、んで…」

それを遮るようなタイミングで里美がテーブルの上のハッピーターンが入ったカゴをよかったらどうぞとなつみに差し出す

な「あぁ、ありがとうございます」

仁「で、これ…」

か「ハッピーターン好きですか?」「えぇ。」と頷くなつみ

仁「僕も結構好きなんですよね〜」世間話に乗るが話を聞きたそうな仁「で、まず…」

智「粉いっっぱいついてるのが美味しいんですよね〜?」さらに話を広げる智子

仁「魔法の粉なんて言ってね〜!で、これあの…」次こそはと話を聞こうとする仁

花岡「どれ食べます?」

「うるさいよー!喋れないだろ?!ってかなんだよそのカワイイネクタイ💢」

花「羊のショーン!!!」仁「知ってるよ💢」いじって貰えて嬉しそうな花岡さん👍🏻とキレる仁

 

仁「お前らも静かにしろよ。で…」

な「はい、彼と別れさせて欲しいんです」

仁「それはつまり、その彼っていうのは交際相手ということでいいですか?」

な「はい、実は婚約者なんです」

里「まぁ!」

か「婚約者?!」と驚くみんなをよそに

「あー!これ粉いっぱいついてますよ」と花岡が口を挟む。

「あんたもう帰ってくんねーか?」仁がそう言い花岡さんの手を叩くと持っていたハッピーターンが入り口の方に飛んでいく

それを取りに行きまた戻ってくる花岡

仁「戻って来んなよ!」

武「でもさ、婚約までしてとなるとかなり慎重にやんないと面倒なことになるよ」

里「理由はなんなの?」

か「聞きたーい!」

みんなが話を聞こうと静かにしているところで花岡がサクサクサクと音を立ててハッピーターンを食べる

みんなが花岡を見る。その視線に気付いた花岡は続けてくださいと手で合図する。

な「タイプじゃないんです」

サクサクサクサク…

また花岡に視線を向けるみんな。

申し訳なさそうに音を殺し飲み込む花岡

もう一度言い直すなつみ

な「彼全然私のタイプじゃないんです」

里「あなたかわいい顔して思い切ったこと言うのね!」

かえ「じゃあなんで婚約なんてしたの?」

な「彼お金持ちだから。大きな会社の御曹司なんです。最初はなんでも買ってくれるしいいかなって思ったんですけど、やっぱり結婚ってなると…」

花「いや、経済力は大事ですよねー?」と里美を見て言うと仁にも視線を向ける。

智「どこが嫌なんですか?」

な「どこがって…別に性格も悪くないし、見た目も誰が見ても好青年って感じで。お父さんの会社だけど仕事も真面目にやってるし」

武「問題ないじゃないですか」

みんなもうなずく

な「タイプじゃないんです」

花「そんなこと言ってられるのは若いうちだけだぞー!」となつみに向かって大きな声を出す。

仁「だまってろってー」

里「なつみさんはどんな人がタイプなの?」

な「私本当は顔がシュッとしてて、年齢の割には若く見えて、でも内面は男らしい金山さんみたいな人がタイプなんです!!」それを聞き驚くかえでと智子 どこか少し嬉しそうな表情の里美

仁のような人がタイプだと言われ満更でもない顔

仁「ハッハッハ。まいったなー。まぁ確かに、僕はそうゆう一面も兼ね備えてはいますけどね。」

花「僕はタイプじゃないな」

仁「全っ然かまわない」と花岡に首を振る

その言葉を聞き腹を括ったように仁はなつみの手を握り見つめ合って

「なつみさん!そう言うことならこの案件お受けします!」

「どういうことだよ」とざわつく4人

「僕に任せてください!なつみさんを悲しませるそのフニャチン野郎の魔の手から必ずや救い出しますよ!」

「そんな悪い人じゃないけど」とつぶやく武

「ありがとうございます!お金はいくら掛かっても構いません!」

「なつみさん!そうは言っても、うちはとってもリーズナブルですから」となつみの耳元で言う仁

盗聴器の案件15万もとったくせにと呆れた表情のかえで

「そしたらなつみさん!明日13時にまたここに来てくれますか?そのときに契約書と領収書用意しときますんで」

「はい。わかりました」と答えたなつみは仁に手を握られたままで帰れない。

それに気付いた仁はなつみの手をパッと話す

「僕の手ったらね!」と戯けて言う仁

なつみは宜しくお願いしますと頭を下げると事務所を後にする。

見送るときに花岡が足を出し仁を引っ掛けさせようするが華麗に飛び越え後ろ足でその足を蹴飛ばす。

鼻の下を伸ばした仁その後ろ姿を見送る。

「なんかあの子しっくりこないわね…」と里美がなつみの話を聞いて違和感を覚えた事を口にする。

「えぇ、どこか〜?」となつみにデレデレな顔をした仁が振り向く。

「鼻の下伸ばしちゃってバッカみたい!」とかえでに言われ「伸びてねぇよ!」と我に帰る仁

花岡にも「お前バカみたいだぞ!」と言われる。

「私もそう思う」とかえでが里美の言葉に同意すると花岡も「なら、俺もそう思う」と続き「なんだよなら俺もって」とつっこむ仁

武「確かに。婚約者と別れるのにタイプじゃないなんて理由ちょっと希薄すぎないか?」

仁「大体お前ら素人なんだから首突っ込むなよ!なつみさんが別れたいって言ってるだから!いいから分かったんなら、買い物行けよ」と促す。

かえで、里美、花岡が再び出かけようとすると今度は男性が事務所を訪ねてきて、入り口で3人に出会す。

かえでが「(いつも暇なのに立て続けに)珍しいわね」と言い、仁にまたお客さんが来た事を伝え、3人は事務所を後にする。

その男性もまた新聞の切り抜きを持っていて、それを見て事務所を訪ねて来た事を伝える。

新聞の広告を見て「今度はくっつける方ね〜!」 と仁

え?っという反応の男性に仁は、なつみの持って来た切り抜きを指しこういうのも、うちはやってて!と説明する。

 

「別れさせるのと違ってこういうのは大変なんですよ〜」と仁に言われ不安がる男性に

「でも話を聞いてみないと分かりませんから」とフォローし仁は男性をソファに通す。

「相手が知ってる人ならまだいい方で相手に存在すら知られてないのに勝手に好きになっちゃって、なんとかして下さいって相談に来たりもするんですよ〜」と言う仁は続けて

「こないだなんか、きったないおじちゃんが入ってきて、石田ゆり子となんとかしてくれ〜って!塩ぶちまいて帰ってもらったよ!そんなん出来たら、俺だって星野源なんかよりも先に新垣結衣となんとかしてるってな〜」と言うと武に「なぁ?」と同意を求め楽しそうに話す仁。

「そうでしょ?」と男性にも同意を求め苦笑いしつつ「はい」と答える男性

こういうのは8割型上手くいかないと言う仁に

でも2割は上手くいくんですか?!と聞き返す男性

「プロですから!!!」とドヤる仁と武、智子

 

武から自分の名刺をノールックで受け取り男性に差し出す仁。それを受け取り彼も鞄から名刺を取り出し「服部 明です」と彼も名乗る。

 

服部明 ( はっとり あきら 会社員 )*8

 

服部から話を聞き始める。

「その相手は服部さんの事をご存知ですか?」

「え?」と聞き返す服部

「いや、だからその相手は服部さんの存在自体をご存知なのかな〜?って」

「あ!はい!実はその相手は僕の彼女なんです。だけど最近別れたいと言われて、理由を聞いても別れたいの一点張りで…。あの、お金ならいくらでも払います!ですからなんとかして下さい」と頭を下げ鞄から分厚い封筒を取り出す服部

「これは手付金ということで」

「ちょっとすみません」とその封筒を手にして中身を確認する仁とそれを覗き込む2人

2人は封筒の中身を見てテンションが上がった様子でいる。そんな2人をよそに仁は真剣な面持ちで

「服部さんうちはね、いくら大金を積まれたからって乗らない仕事を引き受けるようなそんな如何わしい事務所じゃないんですよ!」と諭すように言い封筒を服部に返す。

それを見て「え?!?」と驚く武と智子

服部は「そうですか…」と残念そうに返された封筒を受け取ろうとする。

すると仁はくるっと振り向いて先程とは打って変わって明るい声で「今回だけですよ〜」と封筒を持ったまま立ち上がる。

「だってあなた凄く困ってそうだから!僕困ってる人を見るとほっとけない性分なんです〜」という仁に「マザーテレサの生まれ変わり〜なんてね!」と武も煽てる。

「たけちゃん言い過ぎー!」と満更でもない顔の仁

「ありがとうございます!!!」と頭を下げる服部「それじゃあ、作戦を考えるので」と武からバインダーを受け取り話を聞こうとする仁に「すみません、今日はもう仕事に戻らないといけなくて」と申し訳なさそうに言う服部

「そしたら、明日もう一度来てくれますか?」と言うがなつみが13時に来ることを思い出した仁たちは「あ〜明日はちょっと忙しいな〜」となるが

「もういつでも好きなときに来てください〜」と服部に明るく伝える仁

「契約書と請求書もその時に用意しておきます」という武に続いて

ロイヤルミルクティーとビスケットてきな物もご用意してお待ちしておりますぅ〜」と智子もハイテンションで伝える。

「そしたら2人とも服部さんをお見送りして」と仁が言うと2人は入り口の方へ急ぎ正座をして並ぶ🙇🏻‍♀️🙇🏻‍♂️(お代官様に、は〜と頭を下げるように)

仁「では明日お待ちしてます」

「宜しくお願いします」と頭を下げ服部が帰る。

その姿が居なくなったのを確認すると出入り口に向かって

「アディオース!ノーチェス🤞🏻」と手を振る仁

3人は服部が置いていった封筒を手にして喜ぶと仁はどこかに電話をかける

「あっ!大家さんですか〜?はい、金山探偵事務所の金山ですぅ、あのですね、滞納していた家賃3ヶ月分とさらに3ヶ月をまとめてお支払いしようと思いまして〜」

その後ろでフゥ〜〜仁カッコいい〜〜と盛り上がる2人

「なんなら6ヶ月〜」と付け足す仁だが「切られてるぅ〜」と電話を終える

 

♪〜Golden Hour / カルメン

----- 暗転 

 

明転し2日目

 

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読みづらいところもあったかと思いますがお読み頂きありがとうございます。


それぞれの事務所さまの大人の事情が満載…という事で円盤化はありません‥ですが届いた感想、要望は事務所さまの方にも送ってくださるそうなので!

もしかしたら…もしかしたら………!

願いが届く日が来たらいいな…🩹

 

カテコで記録用のカメラが入っています。と保さんがアナウンスしてくださる度にたつるくんが「皆さんもDVD欲しいですよね〜??」と客席に聞いてくれていました🥲✨

どうかたつるくんの願いもそして私たちの願いも各事務所さまに届いたら嬉しいですね!!

キズ絆の世界を皆様と共有できたら嬉しいです!

ありがとうございました!

こちらは個人的な備忘録であり、キズ絆関連の一切の権利は劇団ノーティーボーイズ様に帰属致します。「無断転載」は禁止とさせて頂きます。ブログのトラバ/引用、TwitterなどSNSでの拡散は歓迎です。

*1:このようなブログを書くにあたり迷惑行為に当たらないか、劇団ノーティーボーイズ製作部様に確認をし了承を頂いております。公演中のお忙しい中ご返答頂きました事をこの場を借りて改めてお礼申し上げます。

*2:保さん

*3:藤澤友千菜さん

*4:川本紗矢さん

*5:井上新渚さん

*6:大田正裕さん

*7:有栖川姫子さん

*8: 海老澤健次さん